前の記事、読んでいただけましたか?
働くことに関しての観念も、
親から造られて来たのですが、
造られて来た観念は、それだけではありません。
「いい学校に行って、
いい大学に行って、
いい会社に入って、
結婚して、子どもを作って、幸せな家庭を手に入れる。」
もありますね。
その「いい学校に入って」、が、
現在、幼児教育や中学受験に拍車をかけているようです。
早期教育をすることが、子どもの幸せになると、
勘違いしているようですね。
本当にそうでしょうか?
子どもにとって、「親の言うことを聞かないといけない。」
という一番重要なことがあります。
なぜなら、子どもにとって、意味がわからなくても、
親の機嫌に人生がかかっているからです。
まだ、一人では生きていけないので、
親の機嫌を損なったら、捨てられるかもしれないんです。
親をがっかりさせることは、
子どもにとっては、とても、危険な行為です。
親と、対等なわけがないんです。
ですから、「うちの子もそのつもりです。」とか、
「うちの子がそういっているから。」と言っても、
子どもの本音は違うことの方が多いのですが、
親は自分のエゴを満たすために、
自分がやれなかった夢を課したりして、
有無も言わせていないとは、気づいていません。
不登校も同じですね。
学校というシステムが、
この時代にはもう、合わないのに、
大人はそのシステムで生きて来たので、
それが当然のように思っていて、
疑問にも思っていません。
その教育内容も競争させて、成績というジャッジをし、
弱肉強食を教え、
理不尽な自分が興味ないことを何時間も詰め込まれ、
テストをされて、成績をつけられ、
何十人も詰め込まれた、エアコンもない理不尽な環境に置かれ、
理不尽な待遇、理不尽な処遇でいるストレスから、
いじめを発生させて、
理不尽だらけの「学校」というところに、
(今は、高校もほとんどの子がいく時代ですから)
合計9年間も詰め込まれるんですね。
四方を海に囲まれた、農耕の国だった日本は、
「他人と異なることを、ネガティブに感じる」
という傾向にあるので、
「何かおかしい」ということも許されないのです。
そう言った意味で、「不登校」は、アウトローなんですね。
でも、親は、自分たちが受けて来た学校教育に
不満がなかったのか、
そんなことを考えるほどの、自立心がないのか。
子どもだった時の気持ちをどこかに追いやって、
感情が麻痺しているんです。
子どもの心、親知らずということなんですね。
これも「この世のしくみ」がわかると、
どうして、そんな環境で生きてこなくてはいけなかったのか?が、わかるようになります。
しかも、あなたが置いて来た感情も、
知ることができるんです。
不登校のお子さんを持つ、親御さん、
安心してください
あなたのために、お子さんが不登校になっているだけです
あなたが置いて来た感情を思い出すことができれば、
マルッと、終わってしまいますよ