あなたには、あなたという存在を認識している自我があります。
その自我はとても寂しがり屋なので、常に、外部との関わりを求めます。
私が師匠の学びを実践していたある日、
「全部、私なんだ」ということがわかったことがありました。
それまでは、皆さんと同じ、
「あなたはあなた。私は私。それぞれ別の存在。」と思っていたし、
それが当然だと思っていましたので、
大勢の人がいる中にいても
「孤独」を感じたことがありました
これは、分離しているとそう思わせる、自我のせいだったのです。
この自我、思考そのものが、
あなたの心の中に、分離感を生み出しているのです
あなた自身と、あなたの外にあると感じてる世界は、あなたが思っていないだけで、元々ひとつ。
そこに区別はないのですが、
あなたの五感が、“別々のもの”と認識してしまうのです
【あなた】を認識している自我と
【あなたとは別物】と認識した世界 は、
元々、一体であるにも関わらず、
思考によって、あなたの五感によって、
【あなた】と認識している自我と
【あなたとは別物】と認識した世界に、分けてしまうから、【つながり】が欲しくなるのです
この分離感が生まれると
あなたは、自分の存在意義を求めるようになり、
その存在意義を確立するために常に外の世界とのつながりを確かめるのです。
周りと、またはある存在と、
強くつながっていると思えれば、安心して、喜べる。
それらとの繋がりが希薄だと感じると、とたんに、不安になってしまうのです
それはあなたが成長するにつれて、ますます、外側からの評価を求めていきます。
そんな思考形態を
私たちは、学校教育や社会を通じてどんどん太く強く強化してきたのです
（この一端が、SNSの「いいね」稼ぎや、フォロワーや友達の数集めとなっているのです
だから、SNSで「バエル」させることが、毎日の重要なタスクになるのです
）
その【分離している】という幻想によって、あなたの世界はますます、分離してしまったのです。
でも、本来は分離していない。
あなたと私は同じもの。コップもチューリップも私と同じ、存在。
ということがわかれば
なんの分離感もなくなり、
【常に自分に囲まれている】というか、
【一切、何とも離れていない。】ということがわかります
もし、そう思えないなら…
ただ、そう思えばいいのです🔑
つまり、「誰とも何とも、一切離れていない」と思えばいいということです。
なぜなら、【すでにそうだから】です。
あなたの自我が、思考が認めないだけで、元々一つなんですから。
人間の五感ではわかるわけがないのです。
だって、私たちは五感でしか、モノを認識していないので、五感では理解できないのです。
あるものが見えていない人と、
あるものが見えている人がお話をしても通じないのと同じこと
でも、
【あなたがわからないことと、しくみ的にそうではない。ことは別物だ】ということを
理解できれば、大丈夫なんです
『なんでもわかっている。』という傲慢さが、
人間の思考から離れられない、一因だということを知ってください
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