皆さん、今、どこか、痛いところはありますか
私は長年、腰痛に悩まされていました
今日は、痛みと脳との関係をお伝えしたいと思います。
腰痛の場合、当たり前ですが、腰が痛くなるんですよね?
まあ、右側が痛いとか、左側が痛いとか、
はっきり、わかるときもあれば、区別がつかないときもあります
医者や整体などの先生方に、触ってわかることもあったりして。
パートナーの父親がまだ、生きていたときの話です。
それこそ、長年、
何十年と腰痛で、整形外科に通っていたそうです。
そんな、あるとき、整形外科の医者が
「もしかしたら、腰ではなくて、大腸かもしれません。」と。
それで、別の病院に行ったところ…
なんと、大腸ガンが見つかったんですね
それから、少しして、
TVの健康番組で医者が、
「トリガーポイントと言うのがあって、(確か、そのときはそう言っていました
一応、セラピストでしたので、メモしたのです。)
脊柱を中心に輪切りのような、
エリアにある全ての臓器の神経が混線してしまい、
脳が勘違いして、関係ない部分の痛みを認識してしまう。
例えば、本当は大腸が痛いのに、
腰が痛いと、勘違いしている」と言ったのです。
まさに、パートナーの父親と同じことだったのです
日本の医療は内科、外科、などと部門分けで診療しているから、
全体性に欠けています
ですから、パートナーの父親を助けることが出来なかったんですね
この考え方は、私たちの日常生活にも、蔓延していますね
あのこととこのこととがあるから、こうなっているって、
その部分だけで、判断する習慣が付いていませんか
さて、話は戻って。
その先があるんですね。
ここ何年かで、痛みと脳の関係が明確になってきました
皆さん、頭痛薬飲んだことありますか
よく、TVの頭痛薬のCMで、「痛みをブロック!!」って言ってますよね
そうそう、痛みの原因を治しているのではなくて、
痛みの神経伝達をブロックしているんです
「でも、他の痛みは違うでしょ
だって、ここを切ったら、ほら、血も出てるし…切ったから、痛いに決まってるじゃん」
と思っていました
しかし、切ったことと、痛みはなんの関係もないのです
切ったことで血は出ますが、
痛みを認識しているのは、実は、脳なんですよ
だから、脳が痛みと、認識しなければ、切ったところは痛くないんです。
そう、医者が申しておりました
だから、
インドの聖者が火の上を歩いたり、
人間離れしたことが出来るってことなんですよ
痛みが、思考である証拠だそうです。
要するに私たちの五感は、外界をそのように認識するものであって、
本当にそうかどうかは、別問題ということです。
「この世のしくみ」で言っている、
私たちが、
「見たよう見て、聞きたいように聞いて、感じたいように感じられる」ということです。
これ、とっても、重要なことなので、覚えておいてくださいね