そのうち、自分の気持ちを優先することを諦めて、
親を困らせている自分は悪い子だ。
社会の常識に合われられない自分は悪い子だと、思うようになり、
学校には行くようになるかもしれません。
それは子どもの内側に強い罪悪感と自己否定、人間不信を植え付けます。
でも、表面上は解決したように見えますが、
おそらく、
親への信頼は無くなるでしょうね。
その後は、本当の気持ちを抑えたり、
親には表面的に合わせるだけで、
心は開くことがなくなる方が、怖いと、私は思うのです。
そういうことが想定されるので、親が焦ってしまって、
親子関係にヒビを入れて欲しくないのです。
私も思春期の頃、
子どもには、あれこれうるさいくせに、自分たちがやっていることはごまかしたり、あなたたちには関係ないなどど、言う大人の姿勢が許せませんでした。
自分のプライドのために、怒っていたり、していることが、見ていたら、垣間見えたからです。
「この世のしくみ」があるなんて、知らなかったから、
親のことも先生方のことも、を軽蔑しまくっていたのです。
もちろん、親への信頼はゼロでしたね。
たまたま、私は引きこもれなかった。
家にいると虐待されることになるので、学校に行っていた方がましだっただけなんです。
私だって、もし、家が居心地が良ければ、不登校になっていたかもしれないのです。
そう言う子どもの気持ちが、わかるだけに、
親の見栄やプライドより、子どもの気持ちを受け止めて欲しいのです。
ここまでが、3次元の思考での話です。
新次元カウンセリングのベースとなる、「この世のしくみ」から言うと、
そんな子どもにしたのは、実はご両親に原因があるんです。
そんな子どもには、ご両親の内側にあるものが写っているのです。
あなたも本音のところでは、
仕事をしたくない。とか、
家事をしたくない。とか、
学校の集まりが煩わしいとか、
こんな人と関わりたくないとか、
嫌々、やっていることはありませんか?
子どもの引きこもりも、あなたの無意識を表しています。
顕在意識でのあなたは、社会人として、
家庭人として、親として、
ちゃんとしようとか、
周りの人に合わせようとしたりして、
頑張っているはずです。
でも、本音はそうではない。から、
あなたにわかりやすいように、
子どもが見せてくれているんです。
それなのに、子どもをなんとかしようとすること自体、無駄なことなんです。